⑤NHKからの返答1
10月17日(火)
訪問員に確認をお願いしていた事項に関してNHKからの折り返しの電話がありました。
訪問員との具体的なやりとりについてはこちらの記事をご参照ください。
NHKとの最初のやりとりについてはこちらの記事をご参照ください。
以下、NHK職員からの回答になります(録音はしているのですが、長時間のやりとりのため文字起こしは断念しました)。
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・委託会社の訪問員のため、NHK職員自身が訪問員に確認を行ったわけではない。
・訪問員の上司にあたるグッドスタッフの職員が訪問員に対して聴取をし、それをNHK職員に報告して、私に伝えている。
・訪問員が私に対面をした際に身分証の提示をしたうえで、「NHKの受信業務を委託されておりますグッドスタッフの○○です」と名乗った。名刺は最後にお渡しした。
・本来であれば受信設備の有無の確認を最初にするところをその確認をするのを失念してしまった。
・「テレビは見ていない」という私の発言があったので、テレビが無いのではなく、テレビを見ていないと思ってしまった。
・「受信機のない家には伺っていない」という発言は、「受信設備のない家からは受信契約のお願いはしていない」という意味の発言だった。なので、訪問をする前にテレビの有無がわかっているという意味ではない。
・契約書を私に見せなかったこと、「明日来てくれ」と私が言ったにも関わらず帰らなかったことについては、普段の訪問においてなかなか対面でお会いすることが難しいので、どうしてもその場で契約をとりたかった。
・「申告がなかったから伺っている」という発言については、テレビがないことの申告ではなくて、テレビがあることの申告が必要という意味で発言した
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以上がNHK側からの主要な回答になります。
よくもまあ、ここまで嘘がつけるなというぐらい嘘が満載の回答でした。
この訪問員は名乗ってもいないですし、私は「テレビを見ていない」ではなく、「テレビはない」と言っています。
受信機のない家には伺っていない、という訪問員の発言もどのように解釈したら上記の回答のような意味にとれるのかわかりません。拡大解釈はNHKの得意技ではありますけれども。
予想通りではありましたが、証拠がないと思って責任を免れようとしているわけです。
しかも、そのスタンスが「自分たちは悪くない。勘違いをさせるような言動をしたお前が悪い」という卑劣なものです。
というわけで、私の方からは、第三者である私の友人が居たこと、やりとりを録音した動画があることを伝えたうえで、調査能力のないNHKおよびグッドスタッフに代わって嘘を1つ1つ指摘してあげました。
そのうえで、NHK職員自身が訪問員の聴取を再度行い、原因および再発防止策を具体的にまとめて報告するように伝えました。
動画の存在も伝えたわけですし、次の報告ではきちんと非を認めて謝罪があるものと思っていましたが、びっくりするような報告があがってくることになります。
④NHKに苦情の電話をしました
10月17日(火)
NHK横浜放送局に今回の件についての事実確認および抗議をするため電話をかけました。
訪問員とのやりとりについては、下記の記事をご参照ください。動画も掲載しています。
証拠となる動画があることは、NHK側にはひとまず伝えないでおこうと思いました。というのも、ほとんどの方は突然今回のような違法訪問をされても動画の撮影をしていないと思われたからです。動画の存在を伝えていない状況で、NHKがきちんと誠実な対応をしてくれれば、少なくともNHKは信用できる企業だと思える訳ですが、証拠がないことをいいことにいい加減な対応をするのであれば、グッドスタッフ同様にNHKも悪質な企業だと言わざるをえません。その良い試金石になると思いました。
では、以下やりとりとなります。録音データをもとに会話を再現していますが、長時間に渡るやりとりのため、省略している箇所もあります(動画を掲載してもよいのですが、長時間ですし、個人情報が多分に含まれていますので、動画の掲載は見合わせます)。
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私:お伺いしたいことがあるのですが、先週の土曜日に詐欺みたいな訪問の方が来られて警察に相談しているのですが・・・
NHK:お客様のところにこちらのNHKの職員が伺ったということでしょうか?
私:それが名乗りもしなかったものでして、名刺は無理矢理もらわせて頂いたのですが・・・
NHK:それでは、その訪問に来た者の名前はわかりますでしょうか?
私:名前はわかるのですが、あまりに悪質な訪問員だったもので、NHKさんの訪問員の名前を騙っている場合は、その方にご迷惑をおかけしてしまうことになってしまいますので、名前はちょっと・・・。
NHK:それでしたら、担当者の者に代わりますので、お住まいの地域はどちらでございますか?
私:○○です。
NHK:○○ですと、かながわ西営業センターが担当になりますので、そちらにお電話を転送させて頂きますので、そのままお待ちください。
私:はい。わかりました。
NHK:NHKかながわ西営業センター○○と申します。訪問員が伺ったと聞いておりますが、その確認をしたいというお電話でよろしかったでしょうか?
私:そうですね。
NHK:もしよろしければ、お客様の状況を確認したいのでお名前を伺ってもよろしいでしょうか?
私:○○といいます。
NHK:ご本人さまでよろしいですか?
私:そうです。
NHK:○○さま、ご契約者の方ではございませんか?
私:はい、契約はしていないです。
NHK:では、ご住所からお伺いしてもよろしいでしょうか?
私:○○です。
NHK:かしこまりました。今、お調べしていますのでお待ちくださいませ。
私:はい。
NHK:確認できました。14日の土曜日に訪問した者の・・・ということでしょうか?
私:そうですね。私の認識ではその方が詐欺行為をしてきましたので、警察に相談しているところなのですが、NHKさんでなかったらご迷惑をおかけすることになるなと思いまして、確認をさせて頂いているという状況です。
NHK:かしこまりました。恐らくそうだろうなという者がお伺いしているようではございますが、そのとき身分証明書の提示はございませんでしたか?
私:本人からはなかったです。名刺は無理矢理いただきました。
NHK:その者のお名前をお伺いしてもよろしいですか?
私:○○です。株式会社グッドスタッフと書いてあります。
NHK:お時間は何時頃でしたか?
私:20時前ぐらいでした。
NHK:こちら確認できました。ありがとうございます。えっと、警察の方とご相談しているということでしたが、こちらから特に対応させて頂かなくてよろしいですか?
私:えっと、すいません。まず、NHKの委託先の訪問員だったということでよろしいのでしょうか?
NHK:はい、そうですね。今、私のほうでは具体的な状況わかりませんので、もしよろしければ本人から連絡させて頂くことも可能ですが。
私:本人からの連絡はやめてください。こっちはすごい怖い思いをしているので。
NHK:それでは、どのようにしたらよろしいでしょうか?
私:どのようにしたらって・・・。じゃあ、具体的な状況を伝えますので、訪問員に事実かどうか確認をとってもらえますか?
NHK:はい。では状況を伺わせて頂いてもよろしいでしょうか?
私:はい。まず日時は先ほどのとおりです。その日時に訪問員の方が来られ、全く名乗らず、とにかくサインしてくれということを言われました。契約内容についての説明もありませんでした。ちなみに、私は受信機は全く持っていません。
NHK:こちらから名乗るということはなかったですか?
私:全くなかったです。最後に警察を呼ばせて頂いたのですが、その際に逃げられましたので追いかけて名刺だけは頂きました。そこで初めてNHKということがわかりました。
NHK:あー・・・。
私:それで、私が受信機をもっていないということは訪問員に伝えたんです。そうすると、「受信機のない家にはそもそも伺っていない」と言われました。なので、まあ私の家に受信機があって、放送電波を受信しているということをその方は認識できるんでしょうね。
NHK:そうですね・・・。私もちょっとそれはご返答に困るのですが・・・。
私:とりあえず、その点は訪問員に確認していただけたらと思います。そもそも私の家には放送電波を受信できるものがないわけではありますけれども。
次にですね、モニターはありますかと聞かれたので、モニターはありますと答えました。そうすると、モニターがあれば契約しなければならないという風に訪問員の方は言われました。なので、私は「モニターでも契約が必要なんですか?受信機能がないんですよ?」と聞きましたけれども、「モニターがあれば契約義務があります。サインしてください。」と言われました。
NHK:あー、はい。
私:私の知る限り、そのような義務はないと思いますが、その点について訪問員に確認をお願いします。
NHK:わかりました。
私:私はモニターでは契約義務がないと思っていましたが、私が無知なだけで本当は契約の必要性があるのかもしれないと思い、調べるために、ひとまず契約書を置いて帰ってくれと言いました。そうすると訪問員の方は、「ダメです。困ります。」と言って、契約書を見せてもくれませんでした。その点についても確認をお願いします。
NHK:はい。
私:なので、契約書も見せてくれない、サインしろの一点張りでしたので、帰ってもらおうと思いました。それで、「明日また来てください」と私は言いました。しかし、訪問員の方は全く帰らずにどうしようもなかったので、警察に電話させて頂いたのですが、そのときに「私が申告をしなかったからいけない」という旨のことを言ってきました。
NHK:実際に警察の方と本人が・・・
私:いえ、警察に電話をした途端、訪問員の方は逃げられました。
NHK:では、本人と警察の方は話してはいないわけですね?
私:そうです。なので、そういうことを本人が言ったのかどうかということを確認してほしいというのと、私は実際に申告をしなければならないんですか?
NHK:・・・
私:私が何か申告する義務があって、それを怠っているというのであれば、その申告のやり方を教えて頂けますか?
NHK:はい・・・。かしこまりました。では、本人と確認するまえに、本日が訪問員の出社日かどうかまだ確認できていませんので、折り返し電話させて頂きます。その場合のご連絡先をお伺いしてもよろしいです。
私:XXX-XXXX-XXXXです。
NHK:こちらで確認するべき事項としては、受信機のない家には伺っていないという発言について、モニターがあれば契約しなければならないという発言について、契約書を見せずにその場で契約を強要したことについて、受信機がある場合に申告の義務があるかということについてですね。
私:いや、違いますよ。受信機がない場合に申告の義務があるかということです。私は受信機がないということは何度も伝えたわけです。それにも関わらず、「申告していないからいけない」と言われたわけで、それは受信機がないことを申告する必要があったと捉えるしかないですよね。
NHK:「受信機がない」という申告がなかったからということですね?
私:そうですね。そうとしか考えられないですよね。
NHK:私もちょっと・・・すいません。あれ、おかしいなとは思っていたんですが、大変失礼しました。
私:いえ。
NHK:では、今までの状況も含めて、一度本人ではない担当から電話させて頂いてよろしいでしょうか?
私:それはどこから電話がかかってくるんですかね?
NHK:これは・・・グッドスタッフの・・・
私:それはやめてください。本当に怖い思いをしているので。
NHK:本人ではなくてもですか?
私:本人ではなくても、まずはNHKさんを通してください。
NHK:かしこまりました。では、NHKの職員から電話させて頂きます。
私:お願いします。それで本人に確認する前にこういうことを聞くのもって感じなんですが、こういう訪問員みたいなやり方っていうのはNHKさんでは普通なんですか?
NHK:本来ですと本人の身分提示がまずあるべきだとは思うのですが・・・
私:まあ、それは常識的にそうですよね。モニターで契約させるとか、受信機のないことを申告させるとか、受信機の有無をそちらで把握しているとかっていうのは・・・。
NHK:すいません。初耳です。
私:初耳というか、そういう事実はあるんですか?
NHK:すいません。私、こちらで電話対応だけの者でして・・・
私:わかりました。では、折り返しの電話を待ちたいと思います。必ず今日中にご連絡ください。
NHK:かしこまりました。
私:では、失礼します。
NHK:失礼します。
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以上がNHKへの最初の電話のやりとりになります。
細かい部分で苦情を言いたいことはたくさんあったのですが、ひとまず、私が最も問題視した点だけを訪問員に事実確認するように伝えました。
最終的には、NHK職員と訪問員は私の家に来させるつもりでしたので、細かい部分はそのときに追求すればよいかなと思った次第です。
上記の会話を見て、みなさんどう思われたでしょうか?
もちろん、オペレーターの方は丁寧に対応をしてくださったとは思います。
しかし、これだけのことをやっておきながら、あまりに無責任、責任回避的な態度だったというのが私の印象です。
我々はグッドスタッフやその他の委託先企業と契約をするわけではありません。あくまでもNHKと契約をするわけです。その過程のなかで、今回のような犯罪行為があったわけですから、当然にしてその矢面にはNHKが立つべきです。
飲食店で食中毒があった際に被害者に対して、「その野菜は契約している農家が作った野菜ですから、その農家から謝罪の電話をさせますね」という飲食店があるのでしょうか?
メーカーの製品が部品の不良で事故を起こした際に被害者に対して、「その部品は下請けの企業が作ったものですから、下請けの企業から連絡させます」という企業があるのでしょうか。
どんな企業でも第一次的には最終製品・サービスを提供している企業が責任をとるものです。
今回の電話対応で、私の家に来た訪問員が実際にNHKからの訪問員だったという事実、そのNHKが実に無責任な態度だったということがわかりました。
動画の存在は伝えていない訳ですが、こんな企業だから事実をごまかした回答が返ってくるんだろうなと思いました。
次の記事では、NHKおよびグッドスタッフからの回答を載せたいと思います。
③NHKふれあいセンターに制度について確認
10月16日(月)
NHKの地方局の営業センターに電話をする前に、まずはモニターで契約が必要か、受信機がないことを申告する義務があるのか等の制度についての確認をしようと思いました。
調べると、下記のNHKふれあいセンターというところが窓口のようでしたので、そこに電話をかけました。
NHK受信料の窓口-受信料関係のお電話によるお問い合わせ先について
電話をかけると、問い合わせ内容に応じてダイヤルを選択するよう指示されます。受信料関係の問い合わせのダイヤルを選択すると、音声で「サービス向上のため録音させて頂きます」のような音声が流れた後に、オペレーターの方が対応してくれます。
以下、やりとりになります(録音データをもとに会話を再現しています)。
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私:受信契約についてお伺いしたいのですが、私はテレビもワンセグも所有していないのですが、テレビチューナーのついていない純粋なモニターでも受信契約はしなければならないんですか?
NHK:私どもが受信契約を必要といたします受信機器としては、テレビ本体はもちろんですが、テレビチューナーがついているかどうか、内蔵されているかどうかなので、テレビチューナーのついていないモニターだけであれば、ご契約は必要ありません。他にワンセグもお持ちでないということですが、テレビチューナー付きのパソコン本体やゲーム機、カーナビもお持ちではないということでしょうか?
私:そうですね。はい。
NHK:そういうことであれば、全く対象外ということになります。
私:わかりました。もう一点あるのですが、受信機がない場合は何らかの申告が必要なんでしょうか?
NHK:特にご申告は頂いておりません。現在のご状況を私どもにご連絡頂いたとしてもこれから数ヶ月、数年後にお客様のご状況が変わる可能性を考慮致しましてご訪問や新規のお申込みをお願いということを受信料の公平負担のために私どもの活動として行っていくということをご理解ください。
私:わかりました。疑問点、解決しました。ありがとうございます。
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というわけで、私は全くの契約対象外であり、受信機のないことを申告する義務はないということがわかりました。
チューナーがついているかどうかが基準のようですので、iphoneは契約対象外のようです。iphoneでもテレビを見れる機器があるから契約が必要だと強要されたという被害もあるようですが、iphoneの場合はiphone自体にはチューナはついていないですから、iphone単体を所持していても契約は必要ないでしょう。
それと、本件には無関係ですが、ワンセグやカーナビに加えてゲーム機でも受信契約をとろうとする姿勢はどうなんでしょうか。まず、今のゲーム機でテレビが見れるものがあるということにも驚きですが、ゲーム機で普通テレビ見ませんよね?テレビが見れるゲーム機というのは恐らく据え置き型のものではなく、携帯型のものだと推測するのですが、放送法に照らし合わせても、ワンセグ同様にゲーム機を「設置」というには無理があるように思いますが、NHKさんは大変クリエイティブな法の解釈をされているようです。
いずれにせよ、確認したいことは確認できたので、この後は、NHKの地方局に電話をしかけていくことになります。
②NHK訪問員・集金人(グッドスタッフ)の行為について警察へ相談
10月16日(月)
NHK訪問員の行動について、警察へ相談しました。
NHK訪問員と私のやりとりについてはこちらの記事をご参照ください。動画も掲載しています。
特に緊急性があるわけではなかったので、110ではなく、#9110に電話をしました。
#9110は警察への相談窓口となっておりますので、緊急でない場合はこちらの方に電話をかけるのが良いです。
生活の安全に関する不安や悩みは 警察相談専用電話 #9110へご相談ください | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
相談窓口とはいえ、警察に電話をかける経験は初めてでしたので緊張しましたが、警察官の方は大変親身に相談に乗ってくださいました。
警察官の方は、今回の出来事に関して以下のような回答をくださいました。
・強引に契約を強要する悪徳なNHKの委託業者がいて、実際にそういう相談は他の方からも来ている。
・放送法では、受信機能のないモニターで契約ということはありえない。それだと、インターホンのモニターも受信料の契約が必要になる
・今後は絶対にドアを開けた対応はしないでほしい。必ずインターホン越しで対応し、少しでもおかしいと思ったら、遠慮なく警察に通報してほしい。
・警察に通報するのが一番嫌なはずで、一番抑止力があるはずなので、今後も訪問員が来て居座るようなら警察に通報すると伝えて、実際に通報して欲しい。
・録音録画は問題ないが、全く関係のない第三者を映さないようにすることと接写等で威圧するような行為はやめてほしい。また、録画は逆にトラブルになる可能性もあるので、可能なら録音の方が望ましい。
警察官の方も、今回の訪問員のやり方に苦笑気味で「ありえないですね」と何度も言っていました。
また、今回の経緯、訪問員の氏名、会社名、私の氏名、住所、連絡先を地元の警察署に伝えて頂いて、今後私から通報があった際には話が通じやすくしてくれました。
私の方では、この相談時には今回の訪問員が本当にNHKからの訪問員かどうかまだ確証が持てなかったので、「本当にNHKからの訪問員かどうかNHKに確認します。NHKからの訪問員だった場合は、被害届を出そうと思っていますので、その時はよろしくおねがいします」と伝えて、電話を切りました。
その数日後には、地元の警察署から電話があり、「あれから訪問員は来ていないですか?」と心配してくださりました。そのときにも、絶対にドアを開けて対応しないでくださいと念をおされました。
自分がトラブルに巻き込まれたときは、警察官の方は本当に頼りになるなと思いました。警察官の方も多忙な中、アフターフォローの電話までして頂き、大変ありがたかったです。
上記の通り、NHK訪問員・集金人に関しては、警察にも多くの被害相談が寄せられているようです。多くのwebサイトでNHK訪問員・集金人に関してはドアを開けて対応しない等がアドバイスされていると思いますが、警察の方からも同様のアドバイスを頂きました。それくらいNHK訪問員・集金人は危険な存在だということを認識して頂ければ幸いです。
また、NHK訪問員・集金人の被害に既に遭ったという方はぜひ警察に一度相談して頂きたいと思います。私のように、経緯、氏名や住所等を地元の警察署に伝えてくれて、通報時に警察が動きやすいようにしてくれますので。
NHK訪問員・集金人にこちらは住所を知られており、またいつ来るやもしれぬという不安を抱えることになります。警察の方が通報したらいつでも来てくれるんだと思えるだけで幾分か不安が和らぐことになると思います。
警察への相談の後は、いよいよNHKに電話をしていくことになります。
①[動画あり]テレビがなくても受信契約が必要? NHK訪問員・集金人(グッドスタッフ)の悪質訪問
本記事では私とNHK訪問員・集金人(グッドスタッフ)とのやりとりを掲載します。動画も掲載しております。また、同一の訪問員の被害にあっているかたの動画も見つけましたので、そちらも掲載してあります。
なお、私のテレビの有無を含めた住環境については、こちらをご参照ください。
10月14日(土)
この日の午後に私は友人と一緒にサーフィンをし、その後私の家で友人と談笑していました。
20時近くになってきていたので、夕飯に出かけようかと話をしていたところ、インターフォンが連続して2回鳴りました。
インターフォンのモニターを確認したところ誰も映っておらず、確認のため玄関のドアを開けました。
年齢は20代の中頃と思える男性が立っていました。私はNHKの訪問員だと直感しました。というのも、ここ1,2年で私の近所の友人からNHKの訪問が悪質過ぎるとの体験談を聞くようになっていたからです。インターフォンに顔すら見せない失礼な人間はNHKの人間だろうと思いました。ちなみに、グッドスタッフが私の住むエリアを担当するようになったのはちょうど2年前からとのことなので、近所でNHK訪問員の悪質行為の噂を聞くようになった時期と符合します。
======以下、やりとりとなります=======
私:なんでしょう?
訪問員:料金等の話ではございませんので、最後までお聞きください。放送法をご存知ですよね?こちらにサインをお願いします。
私:これ、何ですか?
訪問員:ご存じないですか? 放送法により義務ですので、サインをお願いします。
私:受信機を持ってたらやらなければいけないんですよね?
訪問員:そうですね。受信機を持ってる方はご登録が必要になります。今回はご登録となりますので、よろしくお願いします。
私:受信機持っていないので、僕は登録する必要はないです。
訪問員:こちら、受信機持っていない方はお伺いしていないです。
私:え?
訪問員:モニター用とかゲーム用とかって使われてるってことですか?
私:えっと、受信機ってどういうものですか?
訪問員:テレビ、パソコン、携帯、カーナビを総称して受信機とお呼びしています。
私:パソコンは持ってますけどMACなんで。
訪問員:はい
私:受信できないですよね?
訪問員:受信できない? あーなるほど。モニター用とかゲーム用とかって使われてるんでしょうか?
私:モニターはあります。テレビはないです。
訪問員:モニター代わりで使われているってことでしょうか?
私:そうですね。
訪問員:モニター代わりとして使われている方でもあると必要なものとなりますのでご登録必要となります。
私:モニターでも必要なんですか?
訪問員:モニターそうです。モニター代わりとして使われ・・・
私:受信機能がないんですよ。
訪問員:モニター側として使っていてもご登録が必要になりますので。
私:わかりました。僕は世帯主ではないので伝えておきます。そういう話があったと。
訪問員:普段、お住みの方がご登録頂くものなので。
私:僕はここの世帯主ではないですので。
訪問員:世帯主じゃなくてもこれはご登録しなきゃいけないものとなります。お住みの方は皆様ご登録頂かなきゃいけないものとなりますので。
中略
私:わかりました。お話はわかりましたんで。
訪問員:ありがとうございます。お名前頂いて・・・。
私:いや、そんなすぐにはできないです。
訪問員:そんなすぐにって言いますか、お客様のご申告がなかったのでお伺いとなってしまっております。
私:とりあえず、世帯主と相談します。
訪問員:ですから、世帯主のお客様のご登録を頂きますので。
私:この紙(契約書)、渡してください。
訪問員:あー、だめです、だめです、だめです。
私:じゃあ、また明日来てください。
訪問員:お客様、それはできないので。そうやってやりたくないのはわかるんですけど。
私:ちょっと警察に連絡します。
訪問員:やりたくないのはわかるんですけど。
===================================
ここで、友人が部屋から出てきて、警察に電話をかけようとしてくれました。
警察に電話をかけようとした途端に、この訪問員は逃げ出しました。
友人が追いかけて、名刺を頂いてくれました。
以上のやりとりを録音したものが下記になります。
この動画は、私と訪問員のやりとりを別室で聞いていた友人が撮ってくれたものです。名前も名乗らず、いきなりサインしろと強要する訪問員の言動をおかしいと思い、撮影してくれたとのことです。
この動画を見てくださった方のなかには、「訪問員はテレビをモニターとして使っていると勘違いしてしまったのでは?」と思う方もいるかもしれません。
確かに、「モニター代わりで使われているってことですか?」と聞かれたときに、明確に否定をするべきだったと思います。
しかしながら、訪問員が「テレビをモニターとして使っている」と勘違いをしていたということはありえません。私自身が「テレビは所有していない」、「モニターには受信機能がない」と明確に答えていますし、テレビがないことは分かった上で勘違いだったと主張するためにこのような聞き方をしているとしか思えません。
そして何よりもこの訪問員自身が多くの嘘をついていることは、この後のNHKとのやりとりで明らかになっていきます。そちらについては今後の記事で公開していきます。
またこの訪問員については、他にも被害に遭っている方がいます。
訪問員の音声および氏名を確認しましたが、同一人物です。
結局神奈川にいた1年半で受信料払わないで静岡に帰るわ
— ハヤブサ (@hayabusaminits) 2017年9月27日
ざまーみろゴミ徴収員
2度とツラ見せんなよ pic.twitter.com/Yah7uzW6CZ
この方の動画の終わりに、訪問員から「料金を払うか払わないかは客の方で自由に決めて良い」旨の発言があります。そんなことがありえるのでしょうか?だとしたら、NHKは受信料未払い者に対して、集金訪問や裁判をするべきではないでしょう。NHK自身が払わなくても払ってもどちらでも良いと言って契約をとっているわけですから。
私が今回の訪問で問題視した点は、少なくとも以下となります。
・身分を明かさなかったこと
・受信契約について何の説明もなく、契約を強要したこと
・「受信装置のない家には伺っていない」とあたかも私の家にテレビ等の受信装置があることを把握している旨の発言をしたこと
・テレビを含む一切の受信装置がないと言っているにも関わらず、何の受信機能も有さないモニターのみで契約が必要だと嘘をついたこと
・「契約書を見せてほしい」との私の発言があったにも関わらず、頑としてそれを見せなかったこと
・「明日きてくれ」との私の発言があったにも関わらず、頑としてその場で契約を強要したこと
・「申告がなかったから、お伺いしている」と私がテレビを含む受信装置を所有していないことについて本来なら申告が義務である旨の発言をしていること
・私に契約義務がないにも関わらず、「払いたくないのはわかりますけど」と私を侮辱する発言をしていること
・警察に電話をかけた途端に逃亡したこと
・私以外にも同一の訪問員の被害に遭っている方がいること
これらは、あくまでもこの訪問時における問題点であり、この後のNHKを通した聴取でこの訪問員は多くの嘘を重ねることになります。
それについては、今後の記事で公開していきます。
追記
「10月15日(土)」を「10月14日(土)」に修正しました。
はじめに~私の環境とブログを書くに至った経緯について
はじめまして。
本ブログは、私とNHK訪問員(集金人)のやりとり、またその後の警察への相談やNHKへのクレームなどを綴ったブログとなります。
本記事では、なぜこのようなブログを書くに至ったかの経緯と本ブログの趣旨を簡単にご説明したいと思います。
私の住環境について
私は賃貸マンションに住んでいます。オートロックではありませんが、モニターつきのインターフォンが設置されています。同居人1名と私の2人で住んでいます。
私はNHKが主張する受信装置は一切所有しておりません。つまり、テレビ・カーナビは所有しておらず、PCとケータイは所有していますが、iMACとiphoneであり、テレビを受信できるものではありません。これは同居人も全く同様の状況です。
ですので、ケータイのワンセグについてはさまざまな議論はありますが、仮にNHK側の主張に完全に則ったとしても、私は契約対象外ということになります。
NHK訪問員(集金人)の詐欺行為
2017年10月14日(土)20時ころに、自宅にNHKから委託を受けたグッドスタッフの訪問員が来ました。
NHKからの訪問員が家に来ることは、今までも何度かありました。
しかし、この訪問員は全く契約義務のない私に嘘の説明を行い、契約を強要しました(具体的なやりとりは今後の記事にて公開していきます。また、実際のやりとりを録画した動画も公開いたします)。
もしこれが、この訪問員の個人的な暴走ということであれば、私の運が悪かっただけであり、この訪問員を処分することで問題は解決します。
しかし、警察に相談したり、NHKとやりとりしていく中で、今回の出来事は私個人の問題ではなく、全ての方々が非常に高い可能性で遭遇するであろう事柄だと確信しました。
私と同様の被害に遭い悩まれている方、これから引越しや一人暮らしなどを始め同様の被害に遭いかねない方、受信料をきちんと払っておりNHKからの訪問員とは無縁の方、すべての方に、今回起きたすべての出来事を知って頂き、注意を喚起したいと思い、ブログの開設に至りました。
本ブログの注意点
NHKが受信契約の根拠としている放送法の解釈やNHKの手続きなどに問題や議論が多いことは、よく知られています。
しかし、本ブログではそうした放送法の解釈等は取り扱いません。
なぜなら、私はテレビを含めNHKが主張する受信装置の一切を所有していないからです。
ですので、「テレビを持っているけれども契約をどうやって免れようか」「ワンセグは受信装置に含まれるのか」「支払いをしないでいるとどのような不利益が生じるのか」などの疑問についての情報をお求めの方は、web上で多くの情報が公開されていますので、そちらを参考になされたほうが良いかと思います。私が今回参考にしたwebサイトは下記になります。
また「NHKから国民を守る党」という政党が、NHK撃退シールというものを無料で配布しているようです。効果もあるようです。この政党の方は電話での相談にも応じてくれるようですので、悩まれている方は相談してみると良いかもしれません。
本ブログは、あくまでもNHKからの訪問員と私の間でどのようなやりとりが行われたか、私がそれに対してどのような措置をとったか、といった客観的事実を主として記載するものです(私の主観的な意見を掲載する場合は、事実と意見の区別が読者の方にわかるように工夫致します)。そして、それをもって皆様への注意喚起および同様の状況で悩まれている方への参考になればとの趣旨のブログです。
上記のとおり、本ブログは純粋な情報提供のみを目的としており、一切の営利的な目的はございません。ですので私が自らの手で掲載している広告は一切なく、仮に読者の皆様がクリックされても私に何らかの金銭が入ってくるものではないということを記しておきます。
では次の記事から、具体的なやりとりを掲載していきたいと思います。