⑥NHKからの返答2
10月18日(水)
動画の存在を伝えたうえでのNHKからの返答がきました。今回のやりとりで、NHK訪問員が犯罪行為をしたということがハッキリしました。また、それを隠蔽して責任を免れようとしていることもよくわかりました。
訪問員とのやりとりは下記をご参照ください。
以下、録音をもとに会話を文字起こししました。
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NHK:訪問員と訪問員の上司も含めて、午前中に聴き取りを改めてさせて頂きました。
私:はい。
NHK:まず、「受信機のない家には伺っていない」という発言につきましては、もちろん訪問員本人もテレビの有無の把握はできないと承知をしたうえで、○○様のお部屋に何らかの受信機が必ずあるはずだという思い込みのもとで、「受信機のない家には伺っていない」というありえない発言をしてしまったということを本人の口から確認をさせて頂きました。
私:はい
NHK:ですので、家の外からテレビの有無がわかるということはありえないのですが、それを本人も承知をしたうえで、そういうことを言ってしまったということを本人から確認させて頂いたという状況でございます。
私:わかりました。2点疑問があります。まず、なぜ私の家に必ずテレビがあると思い込まれたのでしょうか。次に、昨日ご報告頂いた内容と変わっているようですが、それはどうしてでしょうか。
NHK:はい。内容が変わっていることに関しては、○○様からご指摘を受けて改めて私の方から確認をさせて頂きました。端的に申し上げますと、昨日、グッドスタッフを通じて聴取した内容というのは全くもって誤った報告だったということでございました。
私:誤った報告というのはどういうことですか?
NHK:はい。これは当人からのお話になりますけれども、今回の件に関しての認識が浅かったということとお客様からご指摘されたことが今回のように大事になっていくということを考えずに安直に返答してしまったということです。
私:ということは、嘘の報告をしたと理解していいんでしょうか?
NHK:おっしゃるとおりでございます。
私:わかりました。
NHK:次の質問についてですが、今回○○様が非常に柔らかでご丁寧な対応をして頂いたと聞いています。そのなかでですね、○○様が宅内の方に戻られまして、本人の感覚ですと5分ほどということなのですが、テレビが映るかどうかの確認に戻って頂いたということを聞いておりまして、そのためにテレビがあると勘違いしてしまったということのようです。
私:え?そんなこと言っているんですか?
NHK:はい
私:それは完全に嘘ですね。テレビがないのに、何を確認する必要があるんですか。
NHK:そうですか。
私:この期に及んで、まだ嘘をつかれるってすごいですね。びっくりです。
NHK:さようでございますか。
私:動画を見てもらえるとわかるのですが、やりとりの途中で私が宅内に戻ったという事実はありません。唯一、宅内に戻ったのは警察に電話をかけた時です。そのときに訪問員が逃げられましたので、追いかけて名刺をもらったわけです。
NHK:申し訳ありません。その点につきましては、私の聴き取りが不足しておりました。
私:テレビがあると勘違いしてしまったことを私の責任にしているわけですしね。
NHK:そういうわけではないのですが・・・
私:いや、そうじゃないですか。私が宅内に5分戻って、テレビが映るかどうかの確認をしたわけでしょう?その結果、テレビがあると勘違いしてしまって、「受信機のない家には伺っていない」等の発言につながったわけですよね。まあ、そういう行動があったなら勘違いしても仕方ないと思いますよ。ただ、そんな事実はありません。
NHK:はい・・・。おっしゃるとおりでございます。モニターがあれば契約が必要という話も含めてですね、本人がテレビがあると強く思い込んでしまっていたので、そういうことを言ってしまったということでございました。
私:はい。そういうストーリーを作りたいんだろうなということはよくわかりました。
NHK:はい・・・。再度、聴き取りをさせて頂きたいと思います。
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一旦、ここで通話が終了し、再度確認後に折り返しの電話がありました。
その際の会話内容は以下となります。
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NHK:先ほどの件なのですが、本人の記憶違いでしたら大変恐縮なのではありますが、受信契約をする必要があるのかどうか○○様が確認をされたいということで一旦ドアを閉められて・・・
私:そんな事実はありません。
NHK:全くございませんか?
私:ないですね。確かに契約について、同居人に確認させてほしいということは言いましたが、ドアは閉めてないですね。そもそも確認なんて必要ない、あなたがサインしなければならないと訪問員の方は言って、その確認すらさせてくれなかったわけですから。
NHK:さようでございますか。そういうことでしたら、本人の記憶違いという話ではないですよね。
私:まあ、記憶違いというか嘘ついているんでしょうね。私はドアは一度も閉めてないですからね。
NHK:さようでございますか。
私:確認したいのですが、この訪問員の方は第三者である友人が居たということは認識されていると思うのですが、その友人に追いかけられて名刺をとられているので。動画があるということはわかって、こういう嘘を言っているんですか?
NHK:はい。全て伝えてあります。
私:じゃあ、動画があることはわかっているんですね。それで、こんなことを言っているわけですか。動画に映っていないところで、私がドアを閉めて宅内に戻ったとでも主張するつもりなんですかね。
NHK:私も訪問員に対面をして直接確認をしたのですが、少なくとも本人の表情・態度からそういう風に感じ取れることはなかったのですが・・・
私:要するに反省しているように見えたってことですね笑。まあ、主観的な話はどうでもいいです。それで、先ほどの電話では聞いていなかったのですが、その他の確認事項についてはどうなってますか。
NHK:「申告がなかったから伺っている」という発言につきましては、「テレビがあれば申告しなければならない」という意味で言うべきところを、「テレビが無ければ申告しなければならない」ということを間違って言ってしまったとのことです。
私:えっと、テレビがあると勘違いしていたわけですよね。だとしたら、「テレビがあることを申告しなければならない」という意味で言ったとなるはずじゃないんですか。よくわからないです。
NHK:本人の言葉どおりでいくとですね、テレビがあるという強い思い込みのもとで対応させて頂いていたと。
私:はい
NHK:それで今のような申告の話になったときに、であるのであれば、テレビが無いという申告をしてくださいという意味で言ってしまったと。
私:「であるのであれば」ってどういうことですか?
NHK:対応のなかで、テレビがないというお話があったということなんですけれども・・・。すいません。詳細はわかっていないのですが・・・。対応の中で、冷静さを失っていたと本人も言っておりまして、そうしたなかで、本来であれば「テレビがあれば申告をしなければならない」と言うべきところを「テレビが無いなら申告しなければならない」と逆の意味で言ってしまったとのことです。
私:わかるような、わからないような感じですね。この発言が出たときは、もうテレビがあるという勘違いは解消していたという理解でよいですか?
NHK:すいません。そこまでは私の方で聴き取りができていないんですけれども・・・。
私:まあ、わかりました。名乗らなかった件はどうなっていますか?
NHK:本人はですね、「NHK」とは言っていないが、会社名と氏名は名乗った。ただ、聞こえる程度の大きさで言ったかどうかはわからないとのことでした。
私:要するに、私が聞こえたかどうかは知らんけど、俺はちゃんと名乗ったよってことですね。
NHK:はい
私:それ言い始めたら、何でも言えますね。きちんと契約の説明もしました。聞こえたかどうかは知りませんが、とか。
NHK:はい
私:契約書を見せなかった件はどうですか?
NHK:これも本人の記憶になってしまうのですが、「今回は申告がされていなかったので、この場でご契約を頂きます。みなさまにもそのようにお願いしております。」と述べたとのことです。
私:これも動画を見てもらえばわかりますけど、そんなこと言ってないですよ。私から数回ほど契約書を見せてくれ、契約書を置いていってくれと言っているわけですけれど、訪問員の方はダメですダメですって言っただけですね。
NHK:そうですか。本人はどうしても契約をとりたいと思っていたようで・・・
私:それは私もわかりますよ。誰だってビジネスをやっていたら契約はほしいわけですから。けれど、今回の件はそういうレベルじゃないですよね。契約書を見せないなんてことはありえないですよ。例えば、もし私がサインしていたら、料金はいくらとられたんですか。そもそもサインをさせようとしていた契約書は本当にNHKの受信料契約の契約書なんですか。NHKの名前を使って全然違う契約書にサインさせようとしていた可能性はないんですか。契約書を見せないってことは、そういう犯罪をしようとしていたと考えるのが自然だと思いますけれども。
NHK :はい・・・。
私:今回の件に関しての原因はなんだったんですか?
NHK:原因としましては、訪問員の聞く姿勢というのが無かったこと、状況を把握する姿勢が全く足りていなかったこと、どうしても契約をとりたいと思ってしまったことが原因という風に訪問員からは聞いております。
私:ということは、今回は訪問員自身の個人的な資質の問題だったという認識でよいですか?
NHK:さようでございます。とはいえ、我々の指導不足ということでもあります。
私:これは本当に属人的な問題なんですか。それとも、こういう嘘をついて契約を強要をするような指導をNHKもしくはグッドスタッフがやっているんですか?というのも、調べると私と同じように虚偽の説明を受けて契約を強要されたという話がたくさん出てくるんですよ。
NHK:はい。
私:今回、私は運が良くて、友人がたまたま居て、動画も撮ってくれていたので、こうやって強く出られるわけですけれど、泣き寝入り状態の人も多いみたいですね。実際に、昨日からデタラメな報告をされているわけですけれど、動画があるから指摘できますが、動画がなかったら、嘘の報告をして、それで終わらせているわけでしょう。
NHK:はっきりと申し上げるのですが、そのような指導はしておりません。私どもの責任転嫁をするわけではもちろんないのですけれども、属人的な問題が多分にあることを踏まえて指導改善にあたっていきたいと思っております。
私:属人的な問題だったら、指導改善する必要はないんじゃないですか?
NHK:いえ・・・
私:だって、勝手にやったことなわけですよね。まあ、企業としてはそう言うしかないのかもしれないですけれども。いずれにせよ、指導改善なら指導改善で構わないですけれども、具体的に何をどうするのかを書面でください。また、一連の事実関係も書面でください。謝罪については、その書面に含めてくれたら大丈夫です。まあ、企業としては当然やるべき最低限のことですね。
NHK:ご要望としては承ります。改めて事実関係について聴き取りをしてご連絡を差し上げたいと思いますので、その際に可否についても、ご連絡させて頂ければと思います。
私:わかりました。
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この後に再度、電話がありましたが、内容は全く同じで「私が5分間ほど宅内に戻ってテレビが映るかどうかの確認をした」ため、テレビがあると勘違いしてしまい、契約をどうしてもとりたいという気持ちと相まって、一連の行動に繋がったというものでした。また、NHK側から私の家に謝罪も含めて動画の確認のため伺いたいという申し出がありました。どうせ来させるつもりだったので丁度良いと思い、私が直接聴き取りをするので訪問員も連れてくるようにお願いしました。
ちなみに、訪問員の本来の正しい対応としては、
・「NHKから受信業務を委託されておりますグッドスタッフの○○です」と名乗った後に名刺をお渡しすること
・受信設備の設置状況を必ずお客様に確認すること
・受信契約についての説明をすること
・検討したい申し出があれば、資料と郵送用の契約書をお渡しすること
だそうです。
これを出来ている訪問員に出会ったことがないですが、そういう指導をしているらしいです。
NHKとの電話でのやりとりは以上となります。
さすがにここまで嘘を重ねられ、無責任な対応をとられると、怒りというよりは呆れ果ててしまいました。多くの嘘を重ねているので論理破綻も甚だしく、聞いていて意味が分からないことも多々ありました。
今回の電話でのやりとりでは、
・証拠となる動画がないと思って、訪問員が虚偽の報告をしたこと
・それでもなお、多くの虚偽の報告を依然としていること
・その虚偽の内容が、自分は悪くなく、私に原因があるとするものであること
・再三確認したが、「私がドアを閉めて宅内に5分間戻った」というのは間違いないと訪問員は言っていること
・一連の訪問員の行動について、NHK側があくまで委託先の従業員が勝手にやったという認識であること
が確認できました。
また、訪問員の主張は、全ての原因は「私が一度ドアを閉めて、宅内に5分間戻ってテレビが映るかどうかの確認をした」ということ、それが原因となって、訪問員が私の家にテレビがあると勘違いをしてしまい、「受信機のない家には伺っていない」「モニターでも受信契約が必要だ」という発言に繋がってしまったというものです。
これは全くのデタラメであり、原因となる事実がありません。勘違いの原因となる事実がない以上、勘違いをしていたという話は筋が通りません。ですので、訪問員がテレビの有無に関係なく、私に虚偽の説明をし、契約を強要したということになります。犯罪行為をしたわけです。さらにそれを隠蔽しようとしているのです。
書面を出すように要望はしておきましたが、こんな企業なので出さないだろうなとは思いました。私以外にも被害者がいることはわかっていましたので、NHKおよびグッドスタッフが書面を出さない、もしくは、私以外の被害者に対して何らかの周知をしない場合は、今回の出来事をネットで公開しようとこのとき決めました。また、訪問員自身が謝罪文を私に提出しない場合は、警察へ被害届を出そうとも思いました。
いずれにせよ、これだけ腐敗しきった企業を相手にしても時間の無駄なので、次回の訪問時の聴き取りでやりとりは最後にし、あとは警察に任せようと思いました。
というわけで、次回はNHK職員および訪問員との対面でのやりとりを掲載したいと思います。